「テレアポ代行 費用 相場」で調べると、月額いくらから、という数字がいくつも出てきます。でも実際に問い合わせをもらって話を聞くと、その数字はほとんど参考になっていません。同じ「月30万円」でも、中身がまったく別物だからです。

ここでは、他社の料金表を並べる代わりに、見積もりの金額が何で決まるのかを書きます。これが分かると、相見積もりを取ったときに「どこが安いか」ではなく「どこが自社に合うか」で選べるようになります。

料金体系は、大きく3つしかない

① 固定報酬型(月額いくら)

稼働時間や架電件数に対して払う形です。アポが出ても出ても金額は変わりません。読みやすい代わりに、成果が出ない月も同じだけ払います。リスト設計から入る場合は、たいていこの形になります。

② 成果報酬型(アポ1件いくら)

アポが取れた分だけ払う形です。一見いちばん安全に見えます。ただし後述しますが、安く見えて高くつく構造を持っています。

③ 複合型(固定+成果)

最低限の稼働費を固定で払い、アポが出たら追加で払う形です。どちらかに寄せた設計が多く、実質は①か②の変形だと思っていいです。

成果報酬型が、安く見えて高くつく理由

成果報酬は「アポ1件◯円」で契約します。つまりアポの数が増えるほど代行会社の売上が増える。ここに構造的なズレがあります。

「アポ」の定義が緩いと、数はいくらでも作れます。「資料だけ送っておいて」「話は聞くけど今は予算がない」——これもアポとしてカウントできてしまう。件数の請求書は届くのに、商談は1件も進まない、という状態が起きます。

だから成果報酬で頼むなら、契約前にアポの定義を文章で握ることが必須です。誰と会えたらアポなのか。日程が確定していることは条件か。担当者ではなく決裁者に会える必要があるか。ここを決めずに単価だけ比べると、安いほうを選んで高い授業料を払うことになります。

安いのはアポ1件の単価であって、商談1件の単価ではありません。

見積もりを動かす、5つの変数

1. ターゲットの難易度

中小企業の社長に直接つながるのと、大企業の情報システム部長に会うのとでは、必要な架電数が桁で変わります。受付突破の難しさが、そのまま工数です

2. リストがあるかどうか

使えるリストを持ち込めるなら、その分の設計工数は要りません。逆に「誰にかけるか」から作る場合は、そこが見積もりの大きな部分になります。ここを削ると安くなりますが、アポが増えない一番の原因もここです。

3. 稼働量

1稼働者あたり1日50〜80件が標準です。週何日、何人でやるかで金額が決まります。

4. どこまでやるか

アポを取るところまでか、一次商談まで代行するか。商談まで含めると単価は上がりますが、「アポは取れたが商談で落ちる」の責任範囲が消えるので、結果的に安くつくことがあります。

5. 記録とレポートの粒度

件数の報告だけなら安い。断られた理由まで残して毎週の打ち手に変えるなら、その分の工数が乗ります。ここは削らないほうがいいと考えています。断られた理由は、翌週のリストとトークの材料そのものだからです。

相見積もりで、必ず聞くべき5つの質問

金額の比較より、この5つの答えを並べたほうが判断できます。

①「実際に電話をかけるのは誰ですか」——クラウドソーシングやスポットのワーカーか、固定の専任メンバーか。ここで品質のばらつきが決まります。
②「アポの定義を文章でください」——成果報酬なら必須。固定型でも、目標の握り方が変わります。
③「通話は録音されますか」——録音がないと、断られた理由が担当者の記憶にしか残りません。
④「最低契約期間と、途中でやめる条件は」——テレアポは数字が出るまでに時間がかかる一方、合わないと分かるのは早いです。
⑤「リストは誰のものになりますか」——契約終了後に手元に残らないと、次に活かせません。

TSUNAIDE の場合

うちは個別見積もりにしています。相場表を出さないのは、上の5つの変数で金額が本当に変わるからで、平均値を出しても判断材料にならないと考えているためです。3ヶ月契約が基本で、契約後は通常2週間で稼働を開始します。初回相談は無料です。

金額を出す前に試したい場合は、ワンコイン即レスという入口を用意しています。1コール500円、月額なし・最低ロットなし。フォームや広告の問い合わせに最短5分で折り返す形で、1本から試せます。

依頼の条件はサービスページに一覧で出しています。架電するのは国内の専任メンバーで、全通話を録音し、断られた理由まで翌週のトークとリストに反映します。

— まとめ

比べるべきは金額ではなく、条件

料金体系は3つしかなく、金額はターゲットの難易度・リストの有無・稼働量・支援範囲・記録の粒度の5つで決まります。相見積もりでは単価ではなく、「誰がかけるか」「アポの定義」「録音の有無」「解約条件」「リストの所有」を並べてください。同じ金額でも中身が別物だと分かります。

アポ率の目安については テレアポのアポ率、平均はどれくらいか に実測値つきで書きました。「テレアポ代行」と「インサイドセールス代行」の違いで迷っている場合は こちら をどうぞ。